当院では、アレルギー性疾患やドライアイ、結膜炎、眼鏡やコンタクトレンズなどの一般眼科から、白内障や緑内障、さらに加齢黄斑変性、網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜前膜や網膜静脈閉塞症などの網膜硝子体疾患まで、幅広く対応しております。
気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
●白内障 ●緑内障 ●網膜前膜 ●糖尿病網膜症 ●糖尿病黄斑症 ●網膜静脈閉塞症 ●黄斑円孔 ●網膜剥離 ●網膜動脈閉塞症 ●加齢黄斑変性 ●翼状片 ●内反症 ●霰粒腫 ●コンタクトレンズ ●眼鏡 ●ドライアイ ●アレルギー性結膜炎 など
視力検査、眼底検査、画像検査など、手術に必要な様々な検査を行い、病状を説明致します。
手術の内容や手術前後の注意点など、手術に関して詳しくお話をすることで、疑問や不安を解消できるように努めています。
眼内レンズを挿入予定の方は、生活スタイルや見え方の希望などを詳しくお聞きして、個人に適したレンズを選択しています。
執刀医である院長は、これまで勤務してきた京都大学病院や神戸アイセンター病院などの複数の基幹病院において、多数の白内障・硝子体手術に携わってきました。
豊富な手術経験で得た確実な技術に加え、コンピュータ制御された高性能な手術機器や顕微鏡を取り揃え、大学病院や基幹病院に劣らない手術内容を実現します。
手術となるとどうしても緊張しがちですが、術前の準備、術後の休憩に気持ちを落ち着かせることができるように、リカバリールームをご用意しています。
定期的にお声がけをするなど、スタッフとともに万全の体制で術前術後をフォロー致します。
術眼の保護と感染予防の面で、安心して術後を過ごしていただけるように、日常生活の注意点をまとめたものをお渡ししています。
術後半年ほどは、合併症が出やすい時期です。合併症は早めに適切な対処をすることで、大事に至らずに済みますので、定期診察が重要です。
白内障は、眼の中でピント合わせを担う水晶体という組織が、加齢やその他の原因で濁って生じます。誰にでも生じる老化現象の一つです。
かすんだり、物が二重に見えたり、まぶしく見えるなどの症状が出ます。進行すれば視力が低下し、眼鏡をかけても視力が出なくなります。
ごく初期の白内障では点眼薬で進行を遅らせることができる場合もありますが、濁った水晶体をもとに戻すことはできません。
一般的に白内障に対しては、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する手術治療が行われます。
当院では日帰りで白内障手術を行っており、普段の生活をあまり変えることなく手術を受けられるメリットがあります。
また、手術に対して緊張の強い方向けに笑気麻酔を導入しております。
当院では保険適用の多焦点眼内レンズも採用しております。
普段の何気ない違和感が白内障の症状かもしれません。
例えば、2重・3重に見えたり、ぼやけて見えたり、まぶしかったり。。。白内障が原因かもしれません!
以下の症状が当てはまる方は、お早めに受診してください。
白内障は年月をかけて徐々に進行することが多く、普段の生活でその症状を自覚していない方も多くいらっしゃいます。
不明瞭な視界で生活をしていることに気づいていない可能性も高く、車の運転や階段の昇り降りといった日常生活に危険が伴う場合があります。
事故を未然に防いだり、生活の質の改善のためにも、定期的な眼科検診、治療をお勧めします。
白内障手術では、一般的に濁った水晶体を吸引除去し、その代わりとして眼内レンズを挿入します。
手術は基本的に局所麻酔で行います。当院では笑気麻酔も併用しております。
手術時は、2mm前後の切開創から、超音波を発生する吸引器具を眼の中に挿入し、眼の中に水を潅流しながら濁った水晶体の中身だけを吸引し、残した水晶体の薄い膜(水晶体嚢)の中に眼内レンズを挿入し終了します。
この眼内レンズには種類があり、術後の生活スタイルに適したものを選ぶ必要があります。
白内障手術をすることで見え方の質(Quality of Vision)は向上し、生活の質(Quality of Life)も改善します。
硝子体は網膜と接して存在し、コラーゲン繊維と水でできた眼の中の大部分を占める透明な組織です。
この硝子体が網膜を引っ張ったり、濁ったりすることで、網膜前膜や網膜剥離、硝子体混濁など様々な病気を引き起こします。
硝子体手術は、白目の部分から眼内に非常に細い器具を挿入して治療を行います。硝子体カッターで出血や混濁した硝子体を切除して、吸引除去します。
その後、病気によっては網膜上に張った膜をピンセットの様な器具で剥いだり、網膜裂孔にレーザーを当てたりして治療します。
〖適応〗網膜前膜、網膜剥離、黄斑円孔、硝子体出血、増殖糖尿病網膜症、黄斑浮腫など様々な網膜硝子体疾患に適応があります。
当院では、硝子体手術の適応となる疾患全てに対応しています。
当院では、眼に負担の少ない最新の硝子体手術システムを導入しています。
手術時に用いる器具を挿入する際の傷の大きさをG(ゲージ)と表しますが、これまで主流だった25Gシステムから、さらに小さい27Gシステムも導入し、およそ0.4mmと眼に見えないわずかな傷から手術が可能になりました。
手術による侵襲が少ないため、術後の経過・回復も早いのが特徴です。
症例によって25G、27Gを使い分け、最良の方法で手術を行っております。
大多数の患者様は、従来通りの点眼麻酔、局所麻酔での手術で問題ありませんが、眼の手術が怖い、不安が強いなど、どうしても恐怖感が勝ってしまう患者様のために、必要な手術をより負担が少なく受けていただけるように、低濃度笑気ガス麻酔を導入致しました。
歯科では、小さなお子さんの治療の際などによく使用されており、非常に安全性の高い麻酔です。
低濃度の亜酸化窒素(笑気)と医療用酸素を混合した気体を鼻から吸入して、痛みを感じにくくリラックスした状態を作り出す麻酔です。
笑気麻酔には鎮痛、鎮静、催眠作用があり、リラックスするとともに痛みを感じにくくなります。眠ってしまうほどの強い催眠作用は無く、ぼんやりと心地よくなる感覚です。
眼の思わぬ動きも抑制できるので手術が安全になります。
鼻から吸入することで速やかに効果が発現します。止めると数分で効果が切れるので、術後に体に残りません。
呼吸筋抑制が無いので、呼吸や循環系に影響が少なく安全です。痛みや不安による血圧上昇や心拍数の変動、不整脈など偶発症の発生を低減します。肝臓や腎臓にも負担をかけません。