多焦点眼内レンズについて

多焦点眼内レンズは、遠くから近くまで複数の距離にピントが合うように設計されたレンズです。
そのため

  • メガネへの依存を減らし、できるだけ裸眼で生活したい
  • 日常生活をよりアクティブに過ごしたい

という方に選ばれることが多いレンズです。
現在、多焦点眼内レンズには主に

三焦点眼内レンズ
焦点拡張型眼内レンズ(EDOF)

の2種類があります。それぞれ見え方の特徴が異なります。

三焦点眼内レンズ

三焦点眼内レンズは、遠く・中間・近くの3つの距離にピントを合わせることができるレンズです。

運転をする
テレビを見る
パソコンを見る
スマートフォンや読書

といった日常生活の多くの場面で、裸眼で見える可能性が高いレンズです。

特徴

  • 遠く・中間・近くの3つの距離が見える
  • 手元の見え方が比較的良い
  • メガネを使う機会を大きく減らせる可能性がある

注意点

三焦点眼内レンズでは、光を複数の焦点に分ける構造のため、次のような症状を感じることがあります。


  • 夜間の光がにじんで見える
  • 街灯や車のライトの周囲に輪が見える
  • コントラスト感度が低下する
夜間運転が多い方では慎重な検討が必要です。

焦点拡張型眼内レンズ

焦点拡張型眼内レンズは、
遠くから中間距離までを連続的に見えるように設計されたレンズです。

三焦点レンズのように焦点を分けるのではなく、ピントの合う範囲を広げる設計になっています。

特徴

  • 遠くがはっきり見える
  • パソコンなど中間距離が見やすい
  • 見え方が自然
  • 光のにじみが比較的少ない

そのため

  • 夜間運転が多い方
  • 見え方の自然さを重視したい方

に選ばれることが多いレンズです。

注意点

焦点拡張型眼内レンズでは、近くの細かいものを見るとき、

  • 読書
  • 細かい手元作業

などで老眼鏡が必要になることがあります。

見える距離のイメージ

レンズの特徴比較


三焦点眼内レンズ焦点拡張型眼内レンズ
見える距離遠・中・近遠〜中
手元の見え方良いやや弱い
メガネの必要性少ない近くでは必要なことがある
夜間の光のにじみあり少ない

どのレンズが適しているか

年齢、職業、生活スタイルによって適したレンズを選ぶ必要があります。

100点満点の人工レンズは存在しません。何を優先したいか、
何を我慢できるかを考えて選択する必要があります。

また、すべての方に多焦点眼内レンズが適しているわけではありません。
生活スタイルや目の状態によっては、単焦点レンズの方が適している場合もあります。

当院では、患者さんの目の状態や生活スタイルを確認し、それぞれのレンズの特徴を十分にご説明したうえでレンズ選択を行っています。

当院で扱っている多焦点眼内レンズ

当院では、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を、選定療養を利用して受けていただけます。保険適用の白内障手術費用に加えて、下記のレンズ代が別途かかります。

多焦点眼内レンズ代は医療費控除の対象になります。

レンズの種類価格(税込み)
PanOptix300,000円(片眼)/600,000円(両眼)
PanOptix TORIC(乱視用)330,000円(片眼)/660,000円(両眼)
Vivity300,000円(片眼)/600,000円(両眼)
Vivity(乱視用)330,000円(片眼)/660,000円(両眼)
TECNIS Odyssey300,000円(片眼)/600,000円(両眼)
TECNIS Odyssey(乱視用)330,000円(片眼)/660,000円(両眼)
TECNIS PureSee300,000円(片眼)/600,000円(両眼)
TECNIS PureSee(乱視用)330,000円(片眼)/660,000円(両眼)

クリニック案内

医院名
医療法人三志会 岡山西眼科
院長名
吉武 信
住所
〒701-1203
岡山県岡山市北区一宮山崎279-2
診療科目
眼科
電話番号
086-284-1169
クリニック案内

眼の病気は進行すると視力低下、失明という事も考えられます。

定期的な健診が早期発見・早期治療につながります。

※岡山西眼科は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。